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令和7年1月11日(土)に第24回特別支援学校職業教育フェアを開催しました。
昨年に引き続き、今年も生徒が参加し、作業学習で心を込めて作った製品の頒布や展示などを行うことができました。
参加者約100名、来場者400名と開場から閉場まで、お客様が途切れることないくらいに、盛況でした。来場されたお客様は、頒布している製品を手に取ったり、展示されている作業学習の様子(写真)を熱心にご覧になったりして、各学校のブースをじっくりと回られていました。お客様から、「実際に作っている生徒さんから購入できる機会がいいですね。」などのお声がけをいただきました。参加した生徒からも「沢山のお客さんに自分たちが作った製品を買ってもらったり見てもらったりすることができてうれしかった。」などの感想がありました。
地域の方々に特別支援学校の取り組みを知っていただく機会となり、また、県内の特別支援学校の交流の場にもなり、人と人とのつながりのあたたかさを感じたイベントとなりました。参加した生徒たちにとって、学校での作業学習に取り組む意欲にもつながる貴重な経験になりました。
引き続き、このホームページでは、各学校の取組の動画を配信しています。上記のアイコンよりご覧ください。
第24回特別支援学校職業教育フェアの開催に寄せて
日頃より、本県特別支援教育の推進につきまして、御理解と御協力を賜り、心より感謝申し上げます。
さて、本県では、令和6年3月に県内特別支援学校高等部を卒業した生徒の内、高等部1年時に就労を希望した生徒の約85.4%が企業就労を実現させております。また、今年度高等部3年に在籍している生徒は、昨年度を上回る人数が高等部1年時に企業就労を希望しており、その実現を目指して日々取り組んでおります。
本県では、特別支援学校卒業生の一般就労希望者の就労率を「埼玉県5か年計画」における目標に掲げており、令和8年度の目標値を91.1%としております。この目標を達成し、生徒の就労に対する希望を実現するためには、企業と学校の連携を強化すると共に、より多くの方々に特別支援学校での取り組みに御理解を深めていただき、雇用機会の拡大につなげていくことが大切だと考えております。
また、いわゆる障害者雇用促進法は、令和6年4月から企業における法定雇用率が2.5%に引き上げられ、令和8年7月からは、2.7%に引き上げられることが決まっております。社会全体における障害者雇用のニーズは、さらに高まっていくことが予想されます。
この、特別支援学校職業教育フェアでは、展示、販売、実演などを通して、将来の職業生活や社会自立に向けて取り組んでいる成果について発表し、多くの方々に特別支援学校に対する御理解を深めていただきたいと考えております。また、日々心を込めて、一生懸命に取り組んでいる生徒たちの頑張りや、特別支援学校の魅力についても知っていただき、障害のある生徒のさらなる雇用促進につながっていくことを祈念しております。
結びに、今回の開催にあたり、御準備いただきました事務局をはじめとする多くの皆様方の御支援、御協力に、改めて感謝申し上げます。そして、お越しいただきました皆様方には、生徒たち一人一人が持っている魅力や可能性を実感していただければと存じます。引き続きの御理解と御支援をお願い申し上げ、開催に寄せての御挨拶とさせていただきます。
埼玉県教育局県立学校部参事兼特別支援教育課長 中沢政人
R6年1月13日(土)に第23回特別支援学校職業教育フェアを開催しました。
昨年度はコロナ禍のため各学校の取組の展示と動画紹介のみの開催でしたが、今回は4年振りに生徒も参加し、作業製品の頒布やマッサージ体験なども行うことができました。
参加者約120名、来場者約430名と大変盛況で、来場されたお客様からは「特別支援学校でこんなに色々なものを作っているのですね」「どの製品も丁寧に作られていますね」などの感想をいただきました。参加した生徒からは「初めは緊張しましたが、たくさんのお客さんが来てくれて、自分たちが作った製品を買ってもらい嬉しかったです」などの感想がありました。
地域の方に特別支援学校の取組を知っていただく機会となり、大変有意義なイベントとなりました。
引き続き、このHPでは各学校の取組の動画を配信しております。上記アイコンよりご覧ください。
参加各校のホームページは学校名をクリックしてください